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2005年8月21日 (日)

MD

嫌いなメディアです。(-_-;)

これが世に出たときから嫌いです。技術的には当時の最先端で、興味は強くありました。しかし、詳細が分かるに連れて嫌いになっていきました。

もめた一番の原因は著作権保護。古くて新しいやっかいな問題です。MDはCDに比較して音質が落ちます。キチンと録音したカセットテープの方がマシです。初めてMDを聴いたときには音空間の狭さ、薄さに愕然としました。デジタル処理で元のCD音源とほとんど変わらないように聞こえますが、データ量を1/5まで落とした結果、音空間が狭くなり、それまで聴いたことのないタイプの「薄っぺらな音」という表現が頭に浮かびました。

それまでにあったカセットテープに対して使い勝手で優位に立ち、瞬く間にテープを駆逐していきました。非常に残念だけれども、その当時一般家庭でカセットテープに録音する機器のほとんどは音質的には粗悪品で、カセットテープに対して音質の評価が低く、それよりも高音質で再生するMD機器の方が音がよい印象となったのも一因です。アナログ機器は質が良くなると価格も高くなります。それに比べてデジタル機器は価格が安くても一定の性能は確保できるため、安価な機器ほど差が付く事になります。このため、ほとんどのカセットテープは粗悪機器で録音され、本来の高音質を評価されることなく姿を消していったのでした。

MDは登場後生録機器としても頭角を現し、現在最も安価に購入できるデジタル生録器として幅を利かせていますが、これに録音した音は既にデータが圧縮されているため、元の音に戻るはずもなく、本来の音空間が録音できていない事実とともに、特有のノイズ、データ化け、更に録音した機器と違う機器では再生できないケースがある事、デジタルのデータをパソコンに転送するのに制約が多く簡単ではない事。それらの問題に悩まされ続けてきました。

世界的に見ても日本でしか普及していない。だからデジタルメディアでありながらパソコンとの親和性が悪い。世界的パソコンメーカーが相手にしていないメディアで有るという事実。

こんな粗悪メディアが普及してしまったために、まだ苦労は続きます。早く駆逐して欲しい。ガンバレiPod!

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